ブライダルエステで理想的なボディケアブログ:23-2-08
2歳になる男の子は
ちょうど言葉を覚え始めたところで、
その少ない語彙でなんとかしゃべってやろうといつも必死だ。
きのうのこと。
男の子が
「おかあさん、きょう、ゆーふぉーみた」と語りだした。
あまりの唐突な話に、
私は高鳴る胸を手で押さえながら
ゆっくりと男の子に問う…
「ゆーふぉーみたの?どこで〜?」
「こうえんで。たんぽぽぐみのゆうすけとーはるきとーさとみせんせいとーみた」
時々語尾を伸ばしては
一生懸命そのときの情景を思い出すように話す男の子は
さらにこう続けた…
「ぐるぐるーって、ぐるぐるーって」
くちをすぼめてそう言いながら、
脂肪のたくさんついた小さな手を丸めて円を描いている。
私はさらに男の子に問う。
「ゆーふぉーに誰か乗ってた〜?」
「うん、のってたよ」
「誰が乗ってたのかな〜?」
おそるおそる聞く私に
男の子は元気いっぱいに答えた。
「おじさん2ひき!」
抱腹絶倒!もうサイコー!
オモシロすぎて少々記憶が飛んだほど…
1日中、子どもの親になって幸せだ!!という
この上ない幸福感を私はかみしめていた。
翌日、保育園の先生に衝撃の事実を明かされ、
私の幸福感は至福に変わる。
男の子が公園で見たモノは、工事現場で働く車や人たち。
「ゆーふぉー」ならぬ「ユンボー」で、
確かに作業員の男性が2人乗っていたそうな…
なんというおかしさ!
男の子は笑わそうなんて思ってないから、
それがピュアなおかしさを引き出す。
そして、どんでん返しまでおかしかったから感動すらした。
こんなに自然に、
こんなに心から笑うなんて大人になってからあっただろうか。
私があんまり笑うもんだから
首をかしげていた男の子も楽しくなってきたようで
ケラケラ笑った。